EWQLSOのPLAY版、First Impression

　EWQLSOのPLAY版の操作感は、前のKompaktに近いですが、ファイルの読み出しが別画面(Browser View)になって分かり易くなったと思います。Kontakt3と比べると、細かいことはできないようですが、必要と思われるパラメータ変更はPLAYのコントロール画面でできるので、問題はないでしょう。
　音色(アーティキュレーション)は旧Gold版より少し増えているようですが、大部分は同じで、元になっている録音も同じものを使っていると思われます。旧Gold版ではほとんど無かったキースイッチも少し追加されています。初期設定の音量が大きくなっているので、今までフォルテで無理矢理音量を上げるために使っていたリミッタがいらなくなります。ピッチベンドは残念ながら相変わらず効かないようです。
　8月30日のBlogにiLok Keyの問題をかきましたが、iLok Keyをきちんと差して立ち上げても音が出なくなることが時々あります。MacのAudio Unitとの相性が悪いのが原因のようですが、まだどういう場合に音がでなくなるかがよくわかっていません。今の所、PLAY音源を多く使うとだめになる感じがします。特に必要でなければKontakt3の旧Gold版を使ったほうが安定していてよいようです。