サックスからクラリネットへの受け渡し [オーケストレーション]
プロコフィエフ作曲、「ロメオとジュリエット」組曲第2番 第1曲「モンターギュ家とキャピレット家」の95小節目からは、テナーサックスが3小節だけ登場し、メロディーの前半を吹きます。これに引き続きメロディーの後半をクラリネットが吹きます。
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このままだと、なんとなく繋ぎがしっくりこないのですが、譜面ではクラリネットの出だし3音だけファゴットを重ねており、こうすることで、音色と音量がなめらかに繋がります。
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なお、テナーサックスはKontakt3の「Band」ライブラリの音を使っていますが、なかなかうまくできません。研究の余地ありです。
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このままだと、なんとなく繋ぎがしっくりこないのですが、譜面ではクラリネットの出だし3音だけファゴットを重ねており、こうすることで、音色と音量がなめらかに繋がります。
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自然は真空を嫌う、と言うような感性が西洋人にはあるのではないでしょうか。空白、無音を嫌う、避けるような。無音には無音の意味がなければ許せないような。それで、ファゴットがクラリネットのわずかな真空を埋めているような印象です。
by アヨアン・イゴカー (2008-10-04 20:54)