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続きは大名定食 [オーケストレーション]

 サン・サーンス作曲 歌劇 「サムソンとデリラ」から 「バッカナール」の、昨日紹介した部分に続く22小節目からは第1主題を第1、第2バイオリンが弾き、他にたくさんの「おかず」が付きます。例えて言うと「大名定食」というところでしょうか。
 第1、第2バイオリンを除く弦とハープ

 金管、ファゴット、コントラファゴット、トライアングル、シンパル

 ファゴットを除く木管

 全部合わせると豪華な「大名定食」なります。

さらっと聴けてしまいますが、このくらいの打ち込みですと、24トラック使っており、「大名定食」を一人で作るのは大変です。



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おかずの入れ方がいい [オーケストレーション]

 サン・サーンス作曲 歌劇 「サムソンとデリラ」から 「バッカナール」の6小節目から第1主題が登場します。主題を吹くのはピッコロ、フルート、クラリネットで、それに第1バイオリンとチェロが和音とリズムをつけます。

 これに「おかず」が少しずつ足されます。イングリッシュホルンが隠し味でしょうか。

 全部合わせると変化に富んだお食事なります。



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第1バイオリンと第2バイオリンのかけあい [オーケストレーション]

グリーグ作曲 ホルベルク組曲から「プレリュード」の、27〜28小節にでてくる第1バイオリンと第2バイオリンのかけあい部分は、簡単な旋律の組み合わせで複雑に聞こえて面白いです。
 第1バイオリンパート

 第2バイオリンパート

 第1と第2をあわせたもの

 全楽器合わせたものは、これより前の部分と合わせて2月23日のBlogで聞いてください。


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オルガンだけでもいい! [オーケストレーション]

サン・サーンスの交響曲第3番、第2楽章第2部は、第2楽章の392小節からは、ほとんど全部の楽器がffで演奏して盛り上がるところですが、オルガンだででも十分かっこいいです。


しかし、この部分は演奏しているパートが多いのに加え、弦楽器は和音を弾くし、音が割れないように音量バランスの調整も必要で打ち込みは大変です。


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えらいやっちゃ、よいよい [オーケストレーション]

ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の141小節からの管楽器パートは、
「えら(い)やっ(ちゃ)、えら(い)やっ(ちゃ)、えら(い)やっ(ちゃ)、えら(い)やっ(ちゃ)、
 よい、よい!」
と、私には聞こえます。
2回目にはトロンボーンとティンパニが加わって、さらにフルートとファゴットのオクターブ上が重なってパワーアップします。


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ギュインギュイン [オーケストレーション]

ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の114〜123小節では金管楽器とファゴットがメロディを奏でている裏で、弦楽器は「ギュインギュイン」という音形がでてきます。
第1バイオリンだけだと、こんな感じです。

弦楽器を全部合わせると、分厚い「ギュインギュイン」になります。

木管楽器(フルート、オーボエ、クラリネット)は、6連符でこんな音を出します。

これらにメロディパートの金管楽器を合わせると、次第に盛り上がる素晴らしい効果がでます。


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なんでこうなるの [オーケストレーション]

10月9日に紹介した部分を含む、ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の89〜94小節の第1・第2バイオリンを合わせると、こうなります。

更に、10月8日紹介した部分を含む、弦楽パートを全部合わせるとこんな感じになります。

そして、全部の楽器を合わせると、こうなります。

この弦楽器パートはどうやって思いついたのでしょう。すごいと思いませんか。

全部を合わせたものは104小節までできましたので、9月29日のBlogで聞いてください。


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ノコギリ音? [オーケストレーション]

ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の89小節からでてくるコントラバスパートはこんな感じです。

まるで鋸(のこぎり)で木を切っているような音で、音楽になるのかと思いきや、チェロとヴィオラのパートを重ねるとあら不思議、全く違和感がなくなります。


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ティヤパパパパ [オーケストレーション]

ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の78小節からでてくる弦楽器パートはこんな感じです。

これは第4楽章の出だしのティンパニの6連符と同じ音形で行進をイメージしていると思われます。
この部分の弦楽器以外のパートは次のようになっています。

金管と木管が交互にでてくるのですが、木管だけだと少し物足りない感じが、弦を加えることで金管に負けないバランスになります。


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ソラミミ その2 [オーケストレーション]

ベルリオーズ 幻想交響曲第4楽章の10〜16小節の本物のオケの演奏を聞くと、9月13日のBlogで載せたのより1オクターブ+短3度下の「ミミー、ソソー、ミミー、ミbミbー」というメロディーラインが聞こえます。

打ち込みでは、なかなかこのように聞こえるようになりませんでした。
この場合、譜面では1回目の下のミの音は、実はどの楽器も鳴らしていません。一番近い音を出しているのはホルン#3で、こう吹いています。

3番目の音のみ一致しており、それ以外は全て1オクターブ上の音を鳴らしています。
譜面では、ホルンの注記として、「ヴァルヴを使わずに、手でストップ音をだすこと」とあり、ホルン#1の高音をカットするようなフィルタを使うと、1オクターブ下のメロディーラインが聞こえやすくなります。更に全部の楽器の音量バランスを再調整するとこんな感じになりました。

やっと聞こえるメロディーラインが一致してきたかと思います。なかなか奥が深いです。


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