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ホルンの打ち込み [打ち込み方法]

初歩的な話ですが、ホルンの打ち込みは混乱しやすいです。
私がいつも参考にするのは、次の本です。

はじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブック

はじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブック

  • 作者: 野本 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2003/04/01
  • メディア: 楽譜

この本の19ページによれば、F管のホルンの場合、「スコアがト音記号の時は記譜音よりも完全5度下の音が鳴り、ヘ音記号の時は記譜音よりも完全4度上の音が鳴る」ということです。
ストラヴィンスキー「火の鳥」から「凶悪な踊り」の冒頭のホルンは、
 1〜2小節がト音記号
 3〜6小節がヘ音記号
 7〜小節がト音記号
なので、Logicの場合、この3つにリージョンを区切り、トランスポーズを-7、+5、-7と変えておいて、スコア通りに打ち込みます。ところが、キースイッチは実音で効くので、C6からのキースイッチを、+7、-5、+7ずらして入力しなければなりません。
 また、ホルン4本使うときの音色を、全部同じにするか、別にするかも「自由だ〜!」ですが、「HORN_standard」「HORN_perf-leg」「HORN-ENS_standard」「HORN-ENS_perf-leg」の4種類のライブラリから選べますので、組み合わせも多くなり、迷ってしまいます。
ここでは、更に2番ホルンが4分音符、4番ホルンが8分音符で同じ音を鳴らすのですが、その効果をうまくだせるか、という観点で音色を選びます。
次の例は、「HORN-ENS_perf-leg」(HO-4_perf-leg_f+filter)と「HORN_standard」(HO_standard_all)を使った例です。


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