SSブログ

マリス・ヤンソンスxバイエルン放送交響楽団 聴いてきました [演奏会感想]

マリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団の11月19日サントリーホールの演奏会を聴いてきました。
まず、「ツァラトゥストラはこう語った」ですが、せっかくあるパイプオルガンを使わずに、電子オルガンが使われたと思われます。体がぶるぶる震えるのを期待していたのに残念です。なぜなのでしょう?(答えはこのBlogのコメント、および11月22日のBlogに書いてあります)
演奏自体は、レガートが非常にうまいこと、楽器の音量バランスが非常によいこと、タイミングがピッタリあっていることなど、オーケストラの息があっているのが印象に残りました。
「ツァラトゥストラ...」は、生演奏を聴くのが初めてだったのですが、コントラバスが大活躍しており、録音ではよく聞こえないところがよく分かって面白かったです。
レガートがよかったので、ブラームスの交響曲第1番第2楽章がすごく良かったと思います。また、4楽章はねばっこいながらも盛り上がる好演でした。
アンコールで演奏された、ブラームス ハンガリー舞曲第5番は更に良く、2曲目のアンコールで演奏されたR.シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」から「ワルツ」は、テンポの変化が激しいにもかかわらずよく揃っており、音量もこの日一番の大音量が出て最高の出来だったと思います。
チョン・ミョンフンの歯切れの良い演奏とは対極のような演奏でしたが、こういう演奏が違和感無くできるのはすごいと感じました。


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 1

こんな返事が来ました。

バイエルン放送交響楽団演奏会にご来場いただき、ありがとうございました。
ご質問の件、サントリーホールのオルガン(443Hz)とオーケストラのピッチ(442Hz)が違っていて
(これは事前にわかっていました)、より良い演奏が提供できないと判断したため、
当日急遽電子オルガンに変更いたしました。
(ピアノと同じようにオーケストラにもピッチがあり、高いところもあれば低いところもあります)
以上が、ホールのオルガンを使用しなかった理由です。
㈱ジャパン・アーツお客様サービスセンター/友の会事務局電話:03-3499-9670(平日10:00~18:00)
by こんな返事が来ました。 (2007-11-21 17:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0