間違い探し(6つ目)

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの6つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の50小節目です。
　まず間違い演奏

次に正解演奏

　間違い部分は、「セカンドヴァイオリン、1拍目、ヴィオラと同じ音を弾いている。」ということで、セカンドヴァイオリンだけの間違い演奏

　次にセカンドヴァイオリンだけの正解演奏

　参考として、セカンドヴァイオリンとヴィオラを一緒に演奏すると、間違い演奏は

　次に正解演奏

　ここは、もともとセカンドヴァイオリンとヴィオラが同じ音を交互に演奏することで、聞いた感じは同じ音が鳴っているようになる所なので、片方の音がなくなれば分かるといえば分かるのですが、オケを全部重ねるとほとんど違いが分からなくなります。

　ドラマにおける4楽章冒頭からの出題は、この6つ目まででした。当初打ち込みはここまでのつもりでしたが、閲覧数も多く、楽しんでいただいているようなので、明日以降は4楽章中盤からの出題分を少し続けてみたいと思います。

コメント 1

これは溶け込んでしまって、区別ができないです。が、最初のうち、間違いで演奏されているほうが、fis-g-fis-hがやや強調されてアクセントがついたように聞えます。何度も連続していると分からなくなってきますが。とても興味深いです。
by アヨアン・イゴカー (2008-01-11 01:22)