鍵盤が弾けない人のためのソフト音源による打ち込み(その3) [打ち込み方法]
私がLogicを使って打ち込みを行うときの全体的な作業の流れを紹介します。
1. お気に入りの曲をMP3ファイルで用意し、これをオーディオトラックに読み込みます。これをお手本とし、打ち込みの要所要所で聴いて比較し、確認します。大編成オーケストラ曲を打ち込む場合は、ひとつの作業ファイル(ソング)では曲を1分から2分程度の部分に分けて作ると、パソコンのスペックが低くてもなんとかなります。
2. お手本を聴きながら、大まかにテンポの調整をします。Vienna Instrumentの場合、音の持続時間や無音時間によって自動的に選び出されるサンプリング音が変わってしまうため、先にテンポを合わせておくと後からの修正が少なくなります。
3. ポピュラーやロックの場合、ドラムなどのリズムパートから打ち込むことが多いようですが、私の場合はメインのメロディーを奏でる楽器の打ち込みをします。これは、まずメインのパートを作り込んでおき、それをコピーして別のパートを作るようにすることでダイナミックスやキースイッチの入力の手間を減らすためです。その後は自分の好きな順番で他の楽器の打ち込みを行っています。
4. パートが5つ以上くらいになると、パソコンの能力の限界でリアルタイム再生が厳しくなってきますので、編集を最低必要なパートに絞って、とりあえず変えないパートはフリーズします。フリーズとは、パート毎に再生したソフトウェアインストゥルメントにエフェクトその他を適用した結果を、独立したステレオオーディオファイルとして置き換えるもので、単純にオーディオ再生させるだけになるためCPUの負担が軽くなり、かなり多くのパートでも同時再生させることができるようになるものです。
5. ソロスイッチボタンを押して必要なパートを再生させながら、部分を作り込みます。このとき、テンポも微調整することが多いです。また、時々ソロを解除して全体を聴いて楽器間の音量バランスを調整します。
6. 1分から2分程度のひとつの作業ファイル(ソング)が一応完成したところで、全体をオーディオファイルとして出力します。このようにして部分毎に作り込んだオーディオファイルを繋げます。私の場合は、オーディオファイルを繋げるだけの専用ソングファイルを作って、更にこれをMP3ファイルとして出力して完成となります。
1. お気に入りの曲をMP3ファイルで用意し、これをオーディオトラックに読み込みます。これをお手本とし、打ち込みの要所要所で聴いて比較し、確認します。大編成オーケストラ曲を打ち込む場合は、ひとつの作業ファイル(ソング)では曲を1分から2分程度の部分に分けて作ると、パソコンのスペックが低くてもなんとかなります。
2. お手本を聴きながら、大まかにテンポの調整をします。Vienna Instrumentの場合、音の持続時間や無音時間によって自動的に選び出されるサンプリング音が変わってしまうため、先にテンポを合わせておくと後からの修正が少なくなります。
3. ポピュラーやロックの場合、ドラムなどのリズムパートから打ち込むことが多いようですが、私の場合はメインのメロディーを奏でる楽器の打ち込みをします。これは、まずメインのパートを作り込んでおき、それをコピーして別のパートを作るようにすることでダイナミックスやキースイッチの入力の手間を減らすためです。その後は自分の好きな順番で他の楽器の打ち込みを行っています。
4. パートが5つ以上くらいになると、パソコンの能力の限界でリアルタイム再生が厳しくなってきますので、編集を最低必要なパートに絞って、とりあえず変えないパートはフリーズします。フリーズとは、パート毎に再生したソフトウェアインストゥルメントにエフェクトその他を適用した結果を、独立したステレオオーディオファイルとして置き換えるもので、単純にオーディオ再生させるだけになるためCPUの負担が軽くなり、かなり多くのパートでも同時再生させることができるようになるものです。
5. ソロスイッチボタンを押して必要なパートを再生させながら、部分を作り込みます。このとき、テンポも微調整することが多いです。また、時々ソロを解除して全体を聴いて楽器間の音量バランスを調整します。
6. 1分から2分程度のひとつの作業ファイル(ソング)が一応完成したところで、全体をオーディオファイルとして出力します。このようにして部分毎に作り込んだオーディオファイルを繋げます。私の場合は、オーディオファイルを繋げるだけの専用ソングファイルを作って、更にこれをMP3ファイルとして出力して完成となります。
>パートが5つ以上くらいになると、パソコンの能力の限界でリアルタイム再生が厳しくなってきますので、編集を最低必要なパートに絞って、とりあえず変えないパートはフリーズします。
管弦楽曲はこのようにしないといけないのですね。
パートごとにVienna Instrumentsの音源を入れていたら、それだけで矢鱈に重くなりました。
by アヨアン・イゴカー (2010-02-03 00:27)