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東京藝術大学弦楽シリーズ「フェリックス・アーヨの四季」演奏会を聴いてきました [演奏会感想]

 2012年2月17日、東京藝術大学奏楽堂で行われた、東京藝術大学弦楽シリーズ「フェリックス・アーヨの四季」という演奏会を聴いてきました。
 これは、クラシックのレコードとしては異例に売れた、イ・ムジチ合奏団演奏のヴィヴァルディの「四 季」を録音した頃のコンサートマスターとソリストを務めたフェリックス・アーヨを招いて、東京藝術大学の教員・卒業生が共演するというものでした。

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

ヴィヴァルディ/協奏曲集「四季」

  • アーティスト: アーヨ(フェリックス),ビバルディ,イ・ムジチ合奏団
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1991/06/25
  • メディア: CD


出演者のレベルの高さ、曲目の親しみ易さの割にお手頃の料金であったため、満席でキャンセル待ちがでるほどの大盛況でした。
 曲目は
・ヴィヴァルディ《 4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲》 ロ短調 Op.3-10
・J.S.バッハ《 2つのヴァイオリンのための協奏曲》 ニ短調 BWV.1043
(休憩)
・ヴィヴァルディ《 ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」》 Op.8より「 四季」
(アンコール)
・「 四季」の「夏」第3楽章
・「 四季」の「冬」第2楽章
でした。
 フェリックス・アーヨの演奏は、往年の元気の良さは減っているものの、演奏に迷いがなく、1つ1つの音にしっかりと方向性が感じられ、さすがだと思いました。個人的には先日聴いたイ・ムジチ合奏団の演奏より今回のオーソドックスな演奏の方が安心して聴け、良かったです。アンコールの2曲は、本番の演奏でちょっと調子が悪かったところのリベンジだったかと思わせる演奏でした。

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