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ズービン・メータ x バイエルン放送交響楽団演奏会を聴いてきました [演奏会感想]

2018年11月25日にミューザ川崎シンフォニーホールで行われた、ズービン・メータ指揮 バイエルン放送交響楽団の演奏会を聴いてきました。曲目は

 シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」序曲 D.797
 シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D.200
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
アンコールは
 チャイコフスキー:白鳥の湖より「ワルツ」
でした。

 元々、マリス・ヤンソンス指揮の予定だったのですが、体調不良とのことでズービン・メータ指揮となりました。しかし、メータも足が不自由で杖をつきながら介助の方に付き添われての登場となり、痛々しい感じでした。指揮は椅子に座りっぱなしでしたが、上半身の動きはしっかりしており、内容としては全く問題ありませんでした。
 バイエルン放送響は9年ぶりでしたが、いい音を聞かせてくれました。理由は不明ですが当初ドボルザークの交響曲第7番の予定だったのがシューベルトの2曲に変わりました。シューベルトの3番というのはめずらしいですが、ドボルザークの7番を聞きたいと思った人にはちょっと退屈な曲だったのではないでしょうか。
 「春の祭典」では一気に演奏者が2倍くらいになり、大迫力の演奏でした。シューベルトのときの古典配置(両翼配置)を拡張したため、通常と音の聞こえ方が違って面白かったです。銅鑼(タムタム)は大きさの違う2種類のものを使い分け、大きい方は打楽器奏者が楽器の前に立って後ろ向きに叩く奏法でした。
 アンコールの「白鳥の湖」は、直前の「春の祭典」の楽器編成のままで行なったため、かなりの重厚感のある演奏でした。
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