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リッカルド・ムーティ x シカゴ交響楽団演奏会を聴いてきました [演奏会感想]

2019年2月3日に東京文化会館大ホールで行われた、リッカルド・ムーティ指揮 シカゴ交響楽団の演奏会を聴いてきました。曲目は

 チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調op.64
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」op.35

アンコールは
 ウンベルト・ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」より第2幕の間奏曲
でした。

 チャイコフスキーの交響曲第5番はゆっくりした演奏で、通常43から50分くらいの演奏時間のところ、1時間近くかかりました。特に歌わせるところのフレーズの終わりはかなり遅くしていました。
通常の演奏

これに対し、ムーティの演奏は、私の印象ではこんな感じ。

聴き終わって、なんかイタリアオペラ風だな、と思いました。
 シェエラザードは迫力満点の演奏でしたが、これもチャイコフスキー同様、フレーズの終わりをやや遅めにする傾向が感じられました。
 アンコールでは、まさにイタリアオペラの曲を演奏したのですが、これも前の2曲と同様の感じであり、ロシアものをイタリアオペラ風に演奏してみる、という実験的な演奏だったのではないか、と考察しました。結果の良し悪しは個人的な趣味で分かれるところでしょうが、ロシアもの特有の暗さが感じられなくなったように思いました。
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