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ティーレマンxウィーン・フィル 演奏会を聴いてきました [演奏会感想]

 2019年11月15日、サントリーホールで行われた、クリスティアン・ティーレマン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴いてきました。曲目は
 R. シュトラウス:交響詩『ドン・フアン』作品20
 R. シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』作品28
 ヨハン・シュトラウスⅡ世:オペレッタ『ジプシー男爵』序曲
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力(ディナミーデン)』作品173
 R. シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』作品59 組曲
アンコールは
 エドゥアルト・シュトラウス:『速達郵便で』作品259
でした。
舞台上にはR. シュトラウスの曲を演奏する大編成オーケストラがのっており、そのまま全ての曲が演奏されたため、普段は比較的小編成のオケで聞くことが多い、ヨハン・シュトラウスやヨーゼフ・シュトラウスの曲も豪華な感じで堪能できました。
 今回、ティーレマン指揮は初めて見たのですが、すごくせっかちな人という印象でした。舞台袖から指揮台まで小走りで行き、指揮台に上がって観客におじぎしたら、そのままほぼ頭を上げずに後ろを向きながら素早く指揮棒を取り、拍手の音の残響がまだ残っているうちに曲を始めてしまいます。けれども、指揮自体はせっかちなところはありません。時として左手を大きく動かしすぎてコンサートマスターの譜面台に手がぶつかってしまうこともしばしば。演奏が終わって、演奏者を立たせて拍手をもらう場面でもせっかちで、「はい、立って。はい、終わり」という感じがしました。この傾向を把握すると、お笑いの「天丼」のように感じられ、思わず笑ってしまいました。
アンコールが『速達郵便で』という曲で、せっかち極まれり、でした。

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