SSブログ

Synchron Blüthner 1895が出ました [ソフト]

 VSLから、新しいピアノ音源「Synchron Blüthner 1895」が発売になりました。以前のBlogで、Bösendorfer, Steinway, Yamaha CFXの3つが揃うことを予想し、既にその通りになりましたが、追加でBlüthnerが出ることまでは予想外でした。
 VLSの紹介ページによると、室内楽とかにおいて他のコンサートグランドピアノでは音が大きすぎる、うるさすぎる(where other concert grands sound too large and obtrusive)と感じるときに使われるもの、とのことですので、私の趣味とはちょっと合わないかな、と思いました。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Logicのテンポリスト [ソフト]

 AppleのDAWソフト Logic Xを使っていますが、Logic 9からテンポの細かい修正を行うためのテンポリストウィンドウの表示方法が変わってしまいました。ちょっとわかりにくくなったので、自分で忘れないために書いておきます。
方法1)
 メインウィンドウで、「表示」メニューから「リストエディタを表示」、またはリストエディタを表示するボタンを押し、リストエディタの「テンポ」タブを押す。
リストエディタを表示.jpg
リストエディタ.jpg
 
方法2)
 メインウィンドウのトラック領域をクリックした状態で「編集」メニューから「テンポ」-「テンポリストを表示」を選ぶ。
テンポリストを表示.jpg
 
 直感的でないのは、テンポ編集のためにテンポトラックを選択した状態だと、「編集」メニューに「テンポ」が表示されないことです。私はここで迷ってしまいました。
テンポ編集でない.jpg

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Synchron Steinway D を買いました [ソフト]

 前回のBlogを書いた後、やはり「Synchron Steinway D 」の音を自分で確認したくなり、購入してしまいました。
 Synchron Steinway Dのリリースに合わせてVer1.3にアップされた”Synchron Pianos"では、Synchron Yamaha CFXとSynchron Steinway Dの両方をインストールしていると、Pianoを選択する画面がでるようになりました。
steinway1.jpg

 また、ピアノの配置はYamahaの時はステージ右に寄っていたので、ピアノソロの曲を演奏するにはパンを調整しなければなりませんでしたが、Steinwayは中央で録音されていますので、特に調整せずに使用できます。
steinway2.jpg

 Synchron Yamaha CFXの時と同様に、Synchron Steinway D を使ってショパン エチュード 作品10-1を演奏してみました。Velocityは音源に合わせて細かく調整しました。2008年1月1日のBlogで聞いてみてください。(2018/12/24にYouTubeにも公開しました) Yamahaより明るい印象になったと思います。同じページの、最初に打ち込んだEWQLSO SilverのSteinwayと比べると音の透明感があり、これが10年間でのソフト音源の進歩ということになるのでしょうか。
 ViennaのDemoにもこの曲がありますが、私のものはポリーニ風の演奏にしており、自分では気に入っています。いかがでしょうか。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Synchron Steinway D がリリースされました [ソフト]

 VSLからSteinway&Sonsのフラッグシップモデル「D-274」をサンプリングした音源、「Synchron Steinway D」がリリースされました。
 2018年7月29日のBlogで、SteinwayのSynchron版が出るであろうことは予測していましたが、Steinway社の自動演奏システム"SPIRIO"を利用するのではなく、独自の「ロボットの指」を開発してサンプリングした、とのことです。
(参考)
Sonicwireの紹介ページ(VSLのページの日本語訳になっています)
VSL公式動画の「VSL Piano Robot: The Interview」で「ロボットの指」開発者が苦労を語っています。
 Demoを聞くと、Yamaha CFXとはかなり異なる、キラキラした音が再現できています。ピアノ音源ばかり増えてしまうのもどうかと思いますが、欲しくなってしまいました。

(追記)結局、買ってしまいました。2018年12月22日のBlog参照。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Synchron Yamaha CFX 試用その3 [ソフト]

 Synchron Yamaha CFX 試用その2で、SSD driveを購入したいと考えています、と書きましたが、Amazonで下記の外付けSSD Driveを購入しました。

Transcend ポータブルSSD 480GB USB3.1(Gen1)+UASP対応 TS480GESD220C (高速・軽量・小型 設計)

Transcend ポータブルSSD 480GB USB3.1(Gen1)+UASP対応 TS480GESD220C (高速・軽量・小型 設計)

  • 出版社/メーカー: トランセンドジャパン
  • メディア: Personal Computers


 「Synchron Pianos Yamaha」のファイル全てをSSDにコピーし、下図の8で一旦パスを削除し、7で新しいパスを追加するときに、SSDのフォルダを指定し、DAWをリスタートさせればOKです。
CFXDataBaseStg.jpg
 これで、私のMacでは読み込み時間が20秒程度に短縮され、再生時の音の途切れもかなり少なくなりましたので、設定をいろいろ変更して試すことがしやすくなりました。

 低音が弱く感じるところは、Editタブで音量(Note Volume)とEQを調整してみました。
C2edit.jpg
上記調整ありのC2の音(Velocity = 120)

調整なしのC2の音


このような調整をして、ショパン エチュード 作品10-1を演奏してみました。
2008年1月1日(10年前!)のBlogで聞いてみてください。前のSteinwayの音源と比べると、まだYamahaの方がおとなしく感じますが、いかがでしょうか。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Synchron Yamaha CFX 試用その2 [ソフト]

 『Synchron Yamaha CFX』は立ち上げたときのサンプルの読み込みに非常に時間がかかります。例えば3種類のマイクポジションのサンプルを読み込もうとすると、約7万サンプル、2.18GBのデータで、私のMacで5分以上かかります。
sample-read.jpg
また、読み込んですぐにはメインメモリに展開されていないようで、私のMacのFusion Drive 1TB(SSD 32GB)では何回も再生しているとサンプルがSSDに読み込まれるのか、徐々に音が途切れなくなってきます。メーカーではSSD driveの使用を推奨していますので、そのうちに容量の大きいSSD driveを購入したいと考えています。
 音色についてですが、今まで使っていた「GALAXY II」では、velocityによって音色が大きく変化するところがあり、変化点をまたぐような強弱変化を意図するときに注意を要していました。「Synchron Yamaha CFX」では、音色の変化が小さいのですが、その分バラエティに富んだ表現はしにくいかもしれません。また、定位が悪いのが気になりました。
例としてA1の音でvelocityを26から127まで35段階で変化させてみました。
GALAXY IIの音

Synchron Yamaha CFXの音


 その他に、標準設定ではSynchron Yamaha CFXの方が低音がやや弱い感じがしますので、GALAXY II向けに作ったシーケンスの低音のvelocityを少し持ち上げるようにするとよいようです。発音タイミングも少し異なりますので、テンポの微調整も必要です。
 試しに「ボルトキエヴィチ 10の前奏曲 Op.33-10」で調整してみたものを作ってみましたので、2018/5/4のBlogで聞いてみてください。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

Synchron Yamaha CFX 試用その1 [ソフト]

 『Synchron Yamaha CFX』のインストール後、『Vienna Synchron Player』はどこから立ち上げるのか分からず、「Vienna_Synchron_Player_Manual_English」を何度も見たのですが、どこにも書いてありませんでした。結局、Macを再起動したらLogic Proの起動時に「Vienna Synchron Pianos」のプラグインが読み込まれて動くようになりました。
PlugIn1.jpg
PlugIn2.jpg

 ここで、以前「GALAXY II」用に作成したものをそのまま音源を「Synchron Yamaha CFX」に変えてみたら、全く処理が追いつかず、音が途切れ途切れになってしまったので、欲張って多数のvoiceを鳴らさないように設定を変更したところ、私のiMac(3.5 GHz Intel Core i5、Memory 8GB)でなんとか鳴るようになりました。
PlaySetting.jpg
MixSetting.jpg
EditSetting2.jpg

 この設定で、以前作成した「ボルトキエヴィチ 10の前奏曲 Op.33-10」のSUSペダルをほとんどOffにしただけで、velocity設定を変更せずに鳴らして見ました。

「GALAXY II」に比べて細かいニュアンスが出せそうなので、もっと念入りに作り込みたくなりました。
nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:音楽

Synchron Yamaha CFX を買いました [ソフト]

 長いことピアノ音源として、BEST SERVICEの"GALAXY II GRAND PIANO/ KP2"を使っていました。2010年にKP4用がでていますが、あまり大きな差がないかと思い、バージョンアップしていませんでした。KONTAKTもバージョン5になり、そろそろ見直しが必要かと思っていたところ、Vienna Instrumentsから新しいピアノ音源"Synchron Yamaha CFX"が発売になり、いくつか比較検討しました。

・BEST SERVICE『GALAXY II GRAND PIANO / KP4』
 Update版なら$ 59.00だが、SHIPPING PRODUCTしかなく、送料の方が高くつきそう。
 グランドピアノ3台、24bit録音、1台2000個以上、合計16.5GB以上のサンプル。
・Synthogy『Ivory II Grand Pianos』
 通常価格¥43,200
 グランドピアノ3台、最大18段階のヴェロシティ・レイヤー、合計77GB以上のサンプル
・Vienna Instruments『Vienna Imperial』
 € 495(約¥63,300、sonicwireで¥66,852)
 グランドピアノBösendorfer Imperial 290-755 1台のみ、1,200 samples per key
 Full Libraryのみで46.8 GB
・Vienna Instruments『Synchron Yamaha CFX』
 Introductory Priceで€185(約¥24,000、sonicwireで¥24,948)
 グランドピアノYamaha CFX 1台のみ、4,200 samples per key、Standard Libraryで115.0 GB

ということで、『Synchron Yamaha CFX』は最新の音源が比較的手頃な値段で手にはいるので試してみたくなり、購入しました。
しかし、ダウンロードサイズで約35GBで、ダウンロード時間だけで3時間半、さらにインストールに1時間半もかかってしまいました。
Vienna Instrumentsのサイトでどんな音がでるかは確認しましたが、実際に自分で使ってどんな表現ができるかは追って紹介したいと思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

VSLのAudition Creditとは [ソフト]

 久々に円高傾向になったので、今月のVienna Symphonic Libraryのキャンペーン、
"Buy2,Get1 Free!"で買い物をしました。
・TIMPANI Full Library €80
・DRUMS & TOMS Full Library €90
・TAM-GONG Full Library €80
を注文し、€80引きになり、更に
・1 HOUR VIENNA AUDITION CREDIT €18
がおまけとしてタダになりました。
この1 HOUR VIENNA AUDITION CREDITとは何ぞや、と思いましたが、結局全てのライブラリがネット経由で試聴できる、というものです。但し、音源再生時間の合計が1時間まで、ということで、それ以上やりたかったらまた€18払ってね、という代物です。試聴だと思うとちょっとお高いですかね?
ViennaAudition.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

LASSが2.5にバージョンアップ [ソフト]

 LASSが2.0から2.5へバージョンアップされたとのことで、早速ダウンロードしてみました。
 違いは細かいので、じっくり試してはいませんが、とりあえずMarcatoパッチが変わったということで、ソロチェロで試してみました。
LASS-Marcato.jpg
 audiobroのホームページにある、"What's New In LASS 2.5"では、Marcatoが“Attack Control”できるようになったとあります。但し、同じサンプリング音から計算で作り出しているように感じます。

これとは別に、LASSには"Leg Sus"というパッチもあり、これを使うと次のようになります。

ちなみに、VSLの"Perf-Marcato"と"Detache-Long"というパッチを使ったものと比較してみます。


 やはり私の好みとしてはVSLですが、これだけ違う音ですので、うまく使い分ければよいかと思います。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽