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ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」第11変奏から第18変奏まで [完成曲]

 いままで打ち込んできた、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」の第11変奏から第18変奏までを繋げた演奏です。これは曲の構成上、第2楽章に相当する部分です。
So-netブログの制約で1ファイル5MBまでのため、3つに分けています。
 第11変奏から第12変奏まで

 第13変奏から第16変奏まで

 第17変奏から第18変奏まで

細かい修正をした上で全てが繋がったものを2020/5/3にMusicTrackで公開しました。
http://musictrack.jp/musics/83525
また、動画にしたものをYouTubeで公開しました。2020/5/1のBlogをご覧ください。
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ティーレマンxウィーン・フィル 演奏会を聴いてきました [演奏会感想]

 2019年11月15日、サントリーホールで行われた、クリスティアン・ティーレマン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会を聴いてきました。曲目は
 R. シュトラウス:交響詩『ドン・フアン』作品20
 R. シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』作品28
 ヨハン・シュトラウスⅡ世:オペレッタ『ジプシー男爵』序曲
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力(ディナミーデン)』作品173
 R. シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』作品59 組曲
アンコールは
 エドゥアルト・シュトラウス:『速達郵便で』作品259
でした。
舞台上にはR. シュトラウスの曲を演奏する大編成オーケストラがのっており、そのまま全ての曲が演奏されたため、普段は比較的小編成のオケで聞くことが多い、ヨハン・シュトラウスやヨーゼフ・シュトラウスの曲も豪華な感じで堪能できました。
 今回、ティーレマン指揮は初めて見たのですが、すごくせっかちな人という印象でした。舞台袖から指揮台まで小走りで行き、指揮台に上がって観客におじぎしたら、そのままほぼ頭を上げずに後ろを向きながら素早く指揮棒を取り、拍手の音の残響がまだ残っているうちに曲を始めてしまいます。けれども、指揮自体はせっかちなところはありません。時として左手を大きく動かしすぎてコンサートマスターの譜面台に手がぶつかってしまうこともしばしば。演奏が終わって、演奏者を立たせて拍手をもらう場面でもせっかちで、「はい、立って。はい、終わり」という感じがしました。この傾向を把握すると、お笑いの「天丼」のように感じられ、思わず笑ってしまいました。
アンコールが『速達郵便で』という曲で、せっかち極まれり、でした。

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ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」から第18変奏 [中盤]

 ラフマニノフ作曲、「パガニーニの主題による狂詩曲」から第18変奏を打ち込みました。
 この第18変奏は「パガニーニの主題による狂詩曲」の中で特に有名で、単独で演奏されることも多いです。
 この変奏が、パガニーニの主題の反行形(音列を上下を鏡に映したように反転させる)としたものであることは有名ですが、逆に第18変奏の主題を反転させたらどうなるかをやってみました。Logicでは、ノートを選んでおき、「MIDIトランスフォーム > ピッチを逆方向」とすることで、簡単に反行音形になります。

まずは第18変奏の主題
Ver18-normal.jpg

前の演奏を、音高だけ反転
Ver18-inverse.jpg

これから、冒頭の5音のみが完全な反転であり、その後は不完全というか、創作された旋律になっていると言えるでしょう。

 では、主旋律に隠れて聞こえにくいパートを聞いてみましょう。
管楽器+ハープ+コントラバス(ピアノとバイオリン・ヴィオラ・チェロを除いたもの)です。
(2020/5/1、修正)

 次は全パートを合わせたものです。弦楽器パートはほとんど同じ旋律を弾いているため、打ち込みでは音の厚みが出にくかったので、VSL+LASS+IntimateStringsと3種の音源を重ねてみました。
(2019/11/16、11/23、細部修正)
(2019/11/30、2020/5/1、ピッチ微修正)
ピアノ以外全部

ピアノを含め全部

 曲の最後にピアノソロになる直前の部分では、元のパガニーニの主題を反転させない音形が含まれています。よく出来ていますね。
Ver18-piano.jpg





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