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間違い探し(10こ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの10こ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の182〜183小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「3番・4番ホルン、トランペット・トロンボーンと同じテーマを吹いている。」ということで、ホルン(1〜4番)だけの間違い演奏

 次にホルン(1〜4番)だけの正解演奏

 これはホルンだけなら分かりますが、オケ全体の時は打ち込みでは全くわからないでしょう。ドラマ中でも全くわからないでしょう。ホルンの3番は2番と同じ音を吹いているので、違うのは4番のみですが、これは3番のオクターブ下で、かつ間違いのホルンはトランペット・トロンボーンと同じ音ですから。たぶん実際のオケで分かるとしたら、テーマの音量がホルン2本分大きくなるので目立ちすぎるようになるのでしょう。


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間違い探し(9つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの9つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の178小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「ファゴット、チェロ・バスと同じように吹いています。」ということで、ファゴットだけの間違い演奏

 次にファゴットだけの正解演奏

 ファゴットは一般的にチェロ、バスと同じに吹くのが普通なので、意識して聴いていないと聞き逃してしまうでしょう。もし、木管楽器セクションのみが聞き分けられるか、ファゴットの指の動きが見えれば分かります。
 参考までに、木管楽器セクションのみの間違い演奏

 木管楽器セクションのみの正解演奏


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間違い探し(8つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの8つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の173小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「チェロ、バス、前の小節と同じリズムを弾いている。」ということで、チェロ、バスだけの間違い演奏

 次にチェロ、バスだけの正解演奏

 このチェロ、バスの入りはpp(ピアニッシモ)なので、かなり注意深く聴いていないと聞き逃してしまうでしょう。


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間違い探し(7つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの7つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の169小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「オーボエ、そこはD,H,Hです。」ということで、オーボエだけの間違い演奏

 次にオーボエだけの正解演奏

 これは分かった方もいらっしゃるかと思います。ただ、かなり注意深く聴いていないと分からないでしょう。


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間違い探し(6つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの6つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の50小節目です。
 まず間違い演奏

次に正解演奏

 間違い部分は、「セカンドヴァイオリン、1拍目、ヴィオラと同じ音を弾いている。」ということで、セカンドヴァイオリンだけの間違い演奏

 次にセカンドヴァイオリンだけの正解演奏


 参考として、セカンドヴァイオリンとヴィオラを一緒に演奏すると、間違い演奏は

 次に正解演奏

 ここは、もともとセカンドヴァイオリンとヴィオラが同じ音を交互に演奏することで、聞いた感じは同じ音が鳴っているようになる所なので、片方の音がなくなれば分かるといえば分かるのですが、オケを全部重ねるとほとんど違いが分からなくなります。

 ドラマにおける4楽章冒頭からの出題は、この6つ目まででした。当初打ち込みはここまでのつもりでしたが、閲覧数も多く、楽しんでいただいているようなので、明日以降は4楽章中盤からの出題分を少し続けてみたいと思います。


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間違い探し(5つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの5つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の44小節目です。
 まず間違い演奏

次に正解演奏

 間違い部分は、「トランペット、休符が無いです。」ということで、トランペットだけの間違い演奏

 次にトランペットだけの正解演奏

 これも難しいと思います。もともと他の管楽器が同じような音を出しているので、知っていないと指摘しにくいでしょう。
 なお、2007年7月1日のBlogにこの部分と関連する記事がありますので、よろしかったらご覧ください。


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間違い探し(4つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの4つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の34小節目です。
 まず間違い演奏

次に正解演奏

 間違い部分は、「トランペット、HがAとDisになっています。」ということで、トランペットだけの間違い演奏

 次にトランペットだけの正解演奏

 これはボーナス問題でしょう。何の音が鳴っているかは分かりにくいですが、少なくとも変だと分かります。但し、元の楽譜はトランペットがE管なので移調されて書かれているので、すぐに「AとDis」と言うのは難しいのではないでしょうか。
 なお、ここは正解の演奏もバランスが悪いとちょっと違和感が残る部分だと思います。


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間違い探し(3つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの3つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の29小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「ファーストヴァイオリン、装飾音符のFisがHになっています。」ということで、ファーストヴァイオリンだけの間違い演奏

 次にファーストヴァイオリンだけの正解演奏

 どちらかというと間違い演奏の方が普通の響きだと思いますが、ドヴォルザークはあえてFisを使うことで力強さを出しているように感じます。まあ、これもほとんど一瞬の出来事で、ここを変えていると知っていないと気づかないところでしょう。


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間違い探し(2つ目) [間違い探し]

昨日に続き、ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの2つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分は1つ目と同じくドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の17小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「チェロ、バス、2拍目裏と3拍目、オクターブ上を弾いています。」ということで、チェロ、バスだけの間違い演奏

 次にチェロ、バスだけの正解演奏

これも、ここだけを取り出せば、またはここが違っていると知って聞いていれば分かるのですが、普通は分からないでしょう。分かるとすれば演奏者の見た目でしょうが、ほんの一瞬ですので目にはいるかどうか。。。


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間違い探し(1つ目) [間違い探し]

ドラマ版のだめカンタービレinヨーロッパの第1話にでてくる、プラティニ国際指揮者コンクール2次予選の間違い探しの1つ目を打ち込みで再現しました。問題の部分はドヴォルザークの交響曲第9番の第4楽章の17小節目です。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

 間違い部分は、「ティンパニ、EではなくHをたたいています」ということで、ティンパニだけの間違い演奏

 ティンパニだけの正解演奏

 たぶん、ティンパニだけで聞けばだれでも分かりますが、オケ全体の中ではほとんどの人は違いが分からないと思います。理由は、この部分は[E G H]のEmが鳴っているので、全く違和感なく聞こえるのです。
 試しにトロンボーン[E G H]とヴィオラ[H E]をティンパニに重ねてみましょう。
 まず間違い演奏

 次に正解演奏

まあ、これだけなら違いは分かりますが違和感はないと思います。
 さて、ドラマでも千秋がこの違いを指摘したところで審査員が「Oh!」と感心していますが、全体演奏での違いは指揮台に立つと分かるものなのでしょうか。

 こんな感じで、なぜ普通の人には違いが分からないかの解説を、今日から毎日1つづつ、6つ目まで載せる予定ですので、お楽しみに。


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